新入荷
こんにちは、パワーコープです。
昨夜は寝ようと思った時間からブエルタ・ア・アンダルシアの生中継が始まってしまい、結局最後まで見てしまいました。
自業自得だけど今日は眠くて仕方ありません。
レース観戦とか分析は趣味でもあるけど、ある程度仕事にも関わる事だと思って頑張ってます。
レースの結果とかは余り興味無いんですが、機材チェックとかセッティング、ライディングフォームやペダリングスキルの解析が飽きないんですね。
創始者Rolf Dietrich(ロルフ・デートリッヒ)氏が、ペアスポークを思い付き世に問うたのが1990年代前半のこと。当時、決戦用ロードレースホイールと言えば、軽量アルミリムに32本のスポークが均等に配置されたホイールが定番でした。しかし後輪にトルクが掛かる時、テンションを担うスポーク(pulling spoke) は主に駆動側の数本。そこで考えられたのはフランジを跨いでpulling spokeを増やすことはできないのか、スポーク本数を減らして尚、頑強なホイールは実現できないか、これらについて長年研究を重ねた結果、現在の特徴的なペアスポークシステムに辿り着いたのです。
Rolf PRIMA(ロルフプリマ)社は、ホイールの研究開発、生産から販売、アフターケアに至るまですべて行う、米国オレゴン州ユージーンにある企業です。従業員は僅か十数名で、それぞれがアドベンチャーやレースをこよなく愛し、自転車に造詣が深い技術集団です。ホイールは自社工場ですべてハンドビルドによる受注生産方式を取っており、アルミリムは自社工場内で製造。 全米を中心にその技術と実績は高く評価さており、その活躍の場は、トライアスロンを中心に、ロード、トラック、シクロクロス、MTBと多岐に亘っています。
旧来のハイローハブの逆の様なディッシュ低減ハブデザインを取り入れてます。
確かにどう考えてもこちらが正解ですね。
以下メーカーの説明。
このパテント技術により、後輪駆動側のスポーク角度を少しでも大きく取り、俗に言う、おちょこ量を減らして、後輪の剛性向上に効果をもたらしています。
通常、駆動側フランジはハブ本体に対し垂直90度の設計が多い中、ロルフプリマ社は、フランジに85度の角度を与え、フリーハブボディの底面との間に空間を設けています。この事によりスポークをフランジの内側から外側へと通すことを可能にした上で、スポークがフランジに沿うようリムに向い、スポークヘッドへのストレス低減も実現しました。また、右フランジの位置設計は、一般的なハブと変わりませんので、ペアスポークシステムに関連して、駆動側スポーク角がきついということは一切ございません。
フリーボディはチタン!
ベアリングは最高級のEnduro Zerセラミックを採用してます。
アメリカ本社で丁寧に組まれてます。
コレは前後共ジミーさんが組んだんですね。
ちなみにハブはホワイトインダストリーズ社製で、スポークはサピム社のCX-RAYという最強の組合せです。
親切丁寧なオーナーズマニュアルも付いてます。
まあ、お分かりにならなければ何でもご相談ください。
多くの特許と高い技術力で独自のハイパフォーマンスを実現するロルフプリマホィール。
ロードからマウンテン。アルミもカーボンも数多くラインナップしてます。
ちなみにVigor ALPHAは¥149.000です。
輸入元さんは在庫してませんので、受注発注体制で納期はおよそ3〜4週間となります。
それではまた明日
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