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こんにちは、パワーコープです。
通勤路に一箇所スクランブル交差点があります。
そこで歩行者信号が青の時に、殆どの自転車も一緒に渡ってしまうんですよ。
私は当然車用信号が青になるまで待ってるのですが、皆不思議そうな顔をして私を見てます。
お巡りさん👮♂️まで知らんぷりですよ。変ですねえ。
先日紹介したスパカズのボトルケージですが、これならピッタリでしょう。
さてカンパニョーロから新製品の発表です。
Campagnoloホイールのネーミングは「風」の名前が付くことで知られていますが、BORAと名のつくCampagnoloのホイールを生み出してきたエンジニアは、誕生以来、規則的なパターンが存在しない自然現象である「風」を味方に付ける設計に身を砕き、回転の抵抗を減らすため身を削り、BORAの名と伝統を守ってきました。そしてホイールの王者として常に君臨を続けるBORAの名は、2018年晩秋、またひとつのエアロダイナミクスの限界を超えることができました。BORA WTO 60の誕生です。
WTOとは「ウインド・トンネル・オプティマイズド」の略です。直訳して日本語にすると、「ウインド・トンネル」≒『「風洞実験」によって最適化されたBORA』であることで、少々堅苦しい。それでもこの名を付けたのは、このプロジェクトが、Campagnoloが従来の開発で「風」と対峙してきたレベルより相当上を行くもので、事実、Campagnoloもその開発には「エアロダイナミクスの限界を更に推し進めるために、そのエネルギー全てを開発に注ぎ込んだ」と、製品発表の冒頭で宣言しているからにほかなりません。製品の開発は言うまでもなく「設計」と「実験」が重要ですが、BORA WTOは机上の設計と同じくらいの時間を風洞実験に費やし、ありとあらゆるシチュエーションを想定した実験を繰り返しました。「実走」実験ではヨーロッパ全土と北米南米を縦横に走り回り、風がライディングに与えるデータを収集。これにコンピューター上で数値流体力学(CFD)と有限要素法(FEM)の解析を行い、もともとエアロダイナミクスに優れたBORAは、正面から受ける風は言うに及ばず、角度のついた風の中でも効率の良い走行を可能とし、その性能を更に向上させたのです。兎にも角にも、BORA WTO最大の特徴は、風の「味方っぷり」を向上させたことにあります。
そしてBORAがBORAであるためには、抵抗と重量も大きなキーワードとなります。前者の設計メスは、エアロダイナミックハブとスポークに入りました。強度と耐久性に優れたアルミ製のハブはセンターを絞った形状でフランジ側をワイドに。スポークはダイアモンドシェイプの3Dエアロプロファイルで、ここにも風の入力をいなすデザインが投入されています。リムの内幅は19mmで、25mmはもちろん、23、28mmのタイヤともベストマッチ。Campagnolo自慢の2Way-Fitで、60mmハイトのクリンチャーでリムテープ不要のチューブレスレディのホイールとしては、前後1540gの重量は軽量と言えます。
エアロダイナミクスを徹底的に追求した最新のBORAは、60mmハイトのルックスとともに多くの機能が詰まった最高のBORAです。チューブレスレディの2Way-Fitや、魅力的なグラフィックはダークラベルも選べること、悪天候でも安定した制動を発揮するブレーキ面のAC 3加工などで、BORA WTO 60は魅力的で商品性の高いホイールとしてBORAファミリーに加わりました。WTOシリーズはTTやトライアスロンを想定した77mmハイトのBORA WTO 77 (フロントのみ)もラインアップされますが、最初のデリバリーは60mmハイトのBORA前後セットとなります。
アルプス山脈からアドリア海に向かって吹き降りてくる乾いた冷たい風をBORAと呼びます。机上の分析、風洞実験での実験、そして気の遠くなるような実走実験を経て誕生したBORA WTO 60。本場のBORAの中を、文字通り風を切って生み出された最高のホイールをどうぞ。
カンパニョーロスプロケット用が¥300.000
シマノスプロケット用が¥301.000です。
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それではまた明日
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