こんにちは、パワーコープです。
昨日は島根県からお仕事依頼の御客様(匿名希望)からお土産を頂きました。いつも有難うございます。
島根県といえば好きな作家が好んでた宍道湖の皆美館にいつかは泊まってみたいと思ったままだなぁ。
さてと、本日は大阪からスマートコグの代表さんがいらっしゃいました。
まずはコレ 知ってる方は知ってる(当たり前) FOSSのZERO DRAGハブです。 なんとも画期的なフリーボディで、ペダリングを止めると自動的にハブ本体と切り離され、ラチェット機構の摺動抵抗がゼロになります。
よくベアリングの回転がいいとか悪いとかで判断してしまいますが、トータルの抵抗で言えばラチェットの金属が擦れる方が圧倒的に大きいので、ZEROになるとは凄い事ですよ。ZEROだから足を止めても無音ですし、いつまでも回ってるんじゃないかと思わせます。
マグネットとスプリングが組込まれたボディですが、当然踏み込めばラチェットが噛み合います。手で持って回すと頭が混乱しますよ。
続いてはコレ オリジナルのチタン完成車OUTBOXです。アメリカ製のWバテッドチタンチューブとカーボンフォークを使い
アメリカBOXコンポーネントのカーボン製リアメカが付いてます。プロ選手が作っただけあって、軽量だけじゃなく、転倒にも強い設計です。シマノとは違う逃がし方ですよ。
裏側から見たシフトレバーで、親指だけでアップもダウンもプッシュして操作するので、プッシュプッシュレバーと命名したらSRAMから文句を言われたそうです。シマノより使いやすいかも。
高速ツーリングに向いてるかな。フレーム&フォークでたったの1.7kg! 完成車で¥207.000とはお買得❗️
続いてはコレ オリジナルの小径フォールディングバイクです。単なる小径車だと思ったら大間違い。背の高さでサドルを上下するだけじゃなく、シート角度も変えられ、畳んだ後に押しながら運ぶ事まで考えてられてます。
センタースタンドの上にワイヤーが張ってるでしょ。
シートチューブ下端に繋がってます。この機構で折り畳んだ後に両輪とスタンドで成立するようになるんです。そしてシートチューブ上端を握って押すのも引くのも楽々です。単に2本のタイヤが接地してれば動くと思ったら大間違い。2本のタイヤの角度が綺麗なV字になってないとダメなんだそうです。
フォールディングバイクの欠点を全てクリアしたと豪語するだけあって試行錯誤で4年かかったそうです。確かに小径車のフラフラ感が全く無く、普通に早く走ることが出来ます。良く考えたねぇ。
そして本命のネオコズマチタンフレーム。店内見本はSサイズだったのをMサイズに交換です。チタン独特の振動減衰は活かしつつ、カーボン以上にスピードが出るコンセプトで作られてます。
BBラグと
ヘットラグは精密鍛造製で
メインチューブは独自の技術で64合金のスパイラルチューブを使ってます。チタン材料加工に30年間以上携わってきた会社ならではの技術と、20年を超えるベテラン職人さんだからこそ出来たパイプです。
ポリッシュ加工前はこんな感じ。
そしてこのネオコズマにやっとディスクブレーキ対応モデルが出来上がりました。当然ヨーロッパのレース基準検査もクリアしてます。このポリッシュモデルが一番高く
所謂6/4チタンで¥500.000(チタンフォーク)
所謂3/2.5チタンで¥470.000(チタンフォーク)
マットフィニッシュだと
6/4チタンだと¥460.000(チタンフォーク)
3/2.5チタンで¥430.000(チタンフォーク)
6/4チタンでカーボンフォークだと¥410.000
3/2.5チタンでカーボンフォークだと¥380.000です。
6/4チタンは3/2.5チタンより剛性が高く、マットフィニッシュはミラーポリッシュより剛性が高く、カーボンフォークはチタンフォークより剛性が高くなります。ですから使い方でお選び下さい。バリバリのロードならマットフィニッシュで6/4でカーボンフォークでしょうし、ブルベならミラーポリッシュで3/2.5でチタンフォークでしょうね。
どちらにせよ試乗した方は皆さん速さに驚くそうです。開発者の上阪(タックン)氏は日本代表として世界でも戦った方ですが、アップダウンを含んだトレーニングコースであっさりコースレコードを2分更新したそうです。冗談で、プロを目指す子は乗っちゃダメなんだそうです。コレが基準になってしまうと、プロになってから供給されるカーボンにガッカリするだろうからって(笑)
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明日の水曜日は定休日です。宜しくお願いします。
それではまた明後日