お勧めホィール
こんにちは、パワーコープです。
本日は物見山走行会兼食事会開催日でありました。レースペースで走る方もいないので、のんびりとしたもんです。お昼には埼玉名物山田うどんと、奈良名物スタミナラーメンが振舞われます。
唯一レースペースで走る気なのはT様。激軽サドルやら
激軽ホィールで機材武装しております。
さて本日の紹介はコレ 日本よりも海外での評価が非常に高いオランダSCOPEのホィールです。
新着のホイールブランド、SCOPEをご案内します。
SCOPEの創業は2013年、プロレーサーのキャリアがあるNIECK BUSSERと、自他ともに認める自転車フリークのRIK KUSTERS。ふたりのオランダ人によって起業されました。ブランドのSCOPEとはターゲットに狙いを定めるスコープのこと。目標に真っ直ぐ向かう様は、彼らのパーソナリティそのもので、ブランド名が自らのスタイルを表しています。では製品のスタイルはどうか。これはいたってシンプルです。
特徴は
・カーボンリムでチューブレスレディのホイールであること
・3種類のリムハイト(30mm・45mm・55mm)+ オフロード用23mmから選べること
・ロードはリムブレーキ/ディスクブレーキ用から選べること
SCOPEの強みは、なんと言ってもオリジナルのハブを採用していることです。SCOPEのハブはスウェーデンのSKF社と共同開発されたものですが、SKF社は1907年創業の総合機械メーカー。自己整合型ボールベアリングの特許を取得して、自動車の部品として世界130か国以上、100の工場で製造されています。
SCOPEはSKF社の技術に着目して、自転車用に最適化されたベアリングをSCOPE独自にプロデュース。こうして誕生したSCOPEのハブは期待を上回る性能を発揮しました。シールドベアリングでありながらカップ&コーン並みの回転性能を実現させることができました(ちなみにSKF社は95年前、当時の重役数名が自動車製造の研究に着手して、休眠中の子会社の商標を利用して自動車メーカーを興しました。それが現在のVOLVOです)。
このように、ホイールの性能を司るハブの製造に心強いパートナーを迎え、その結果として生み出されたホイールは、創業から僅か6年の会社のものとは思えないほどに魅力的なものとなりました。むろん、それは高性能のハブ以外にも、SCOPEの提唱する「最適なバランス」があってのことで、彼らにとってのベストなホイールとは、軽量、横剛性、エアロダイナミクスのバランスが、高い次元で保たれているホイールを指しているのです。
当然ワイドリムで
チューブレスバルブもオマケです。
海外のインプレ記事では絶賛されてます。SCOPE CYCLIGのカーボンホィールはどのモデルでも全て¥180.000で、プラス¥64.000でセラミックベアリングが選べます。
SCOPEはバランスを重視しているのでコンペティターと比べて目立った数値ではありませんが、それでも他社の同サイズと比較しても同等で、十分な競争力があります。
続いて横剛性。
一般論として低いリムハイトは高いハイトよりも横剛性が落ちるものですが、SCOPEは30mm・45mm・55mmの3種類とも高いレベルで安定。ハイトの違いが横剛性に影響していないこと、そして横剛性そのものが高いことが分かります。
そしてエアロダイナミクス。
ライダーの進行方向と相対する風上の角度の差、いわゆる「ヨー角」でエアロダイナミクスを計ると、4つの角度で風の抵抗値を計算したとき、SCOPEのホイールはどれも数値のバラつきがなく、良好な空力性能を擁していることが分かります。
これらの要素を高い次元で実現していることが、SCOPEの主張する「最適なバランス」です。
なお、これらのデータはSCOPE CYCLINGのウェブサイトで公開されています
彼らのモットーは(言い訳しない)‼️
それではまた明日
| 固定リンク